Appleを作った男スティーブ・ジョブズ。
その激しい半生を追った本です。
現在進行形の人間の半生を見れるというのは実に幸せなことです。
魔法使い、皇帝、うそつき、進軍ラッパを吹く将軍、現実湾曲フィールド、世界で最も安い給料のCEO(1ドルしかもらってない)、強欲傲慢、厳格な菜食主義者、海賊の親玉。この本ではそんな言葉でスティーブ・ジョブズが語られています。こんなにわけのわからない男の人生は、もう小説みたいなものです。そして、物語の続編が、新聞や各種メディアで見ることができる、というのは実に楽しいことです。スティーブが50代半ばなことを考えるとあと10?20年くらいは、私たちを楽しませてくれそうですね。
昔からMacを使う理由は「愛」だと言われています。実際Macを使っている人は"狂信的"な人が多いように思います。どんなにWinが便利だと説得しても、「だってMacが好きだから」でどんな理屈も吹き飛ばしてしまう人たち。この本を読んでいると、その気持ちがよくわかります。このわくわくどきどきはWinでは味わえない気持ちですよね。正直、私も理屈抜きでMacが好きになりました。(もともとMacユーザーではありますが、"狂信的"ではなかったのです)
Appleはこれからマイクロソフトに戦争を挑んでいくんだそうです。理由は単純で、スティーブはゲイツが嫌いだから。じつにスティーブ・ジョブズらしい理由。その戦争を不謹慎ながらにもっと楽しめるように、今度はマイクロソフトの本でも読んでみようかなと思っています。ゲイツはスティーブほどは楽しませてくれそうにはないですがね。
しかし、Appleはスティーブが死んだら、一緒に死んでしまいそうですが、後継者はいるんでしょうか・・・
ちょっと気になる。
あ?そういえば、あの薄っぺらいMacほしいなぁ・・・